第4回

JavaScriptってなに?ページに動きをつけよう

ページに動きをつけるJavaScriptを小学生向けに解説。ボタンを押すと文字が変わる例を見て、HTML・CSS・JavaScriptの3つの役割のちがいを整理します。

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たける
たける ボタンをおすと数字が増える、みたいな「動き」はどうやって作るんですか?
りこ
りこ それが3つめのことば、JavaScript。ページに「動き」をあたえる、ロボットの脳みたいなものだよ。

3つのことば、それぞれの役わり

ここまでで HTML と CSS を見ました。3つめが JavaScript(ジャバスクリプト) です。それぞれの役わりをならべると、こうなります。

ことば 役わり たとえ
HTML なにがあるか(ほね組み) 家の柱・壁
CSS どう見えるか(見た目) 服・かざり
JavaScript おしたらどうなるか(動き) ロボットの脳

HTMLとCSSだけだと、ページは「見るだけ」。そこに JavaScript を足すと、ボタンをおしたり、数字が変わったり、動くようになります。

ボタンをおすと文字が変わる

たとえば、ボタンをおすと「(ここに出ます)」が「こんにちは!」に変わる、という動きを書いてみます。

<button onclick="document.getElementById('msg').innerText = 'こんにちは!'">
  あいさつする
</button>
<p id="msg">(ここに出ます)</p>

むずかしく見えますが、やっていることはシンプルです。

  • <button> … おせるボタン
  • onclick="..." … 「おされたら、これをやってね」という指示
  • document.getElementById('msg')id="msg" の場所をさがす
  • .innerText = 'こんにちは!' … その中の文字を「こんにちは!」に書きかえる

ボタンをおす前と、おしたあとでは、こう変わります。

ボタンをおす前

(ここに出ます)

ボタンをおしたあと

こんにちは!

ボタンをおした「合図」を受けて、JavaScriptが文字を書きかえてくれました。これが「動き」です。

たける
たける なるほど!でも、`document.getElementById` とか…ちょっと長くてむずかしいです。
りこ
りこ いいところに気づいた。動きが増えると、こういう書き方はどんどん大変になる。それをすごくラクにしてくれるのが、いよいよ次から学ぶ React なの。

だから React が登場する

ボタン1個ならいいですが、画面が大きくなって「ここも変えたい」「あそこも変えたい」が増えると、document.getElementById(...) のような書き方は、こんがらがってきます。

その「動き」を、もっとかんたんに・きれいに書けるようにする道具が React です。次のセクションから、いよいよReactに入ります。

JavaScriptは奥が深いことばですが、このシリーズではReactを使ううちに、必要なところを少しずつ覚えていきます。今は「JavaScript=動きをつけることば」とわかっていれば十分です。

まとめ

  • JavaScriptはページに動きをつけることば(HTML=ほね組み、CSS=見た目、JS=動き)
  • ボタンの onclick で「おされたらどうするか」を指示できる
  • 動きが増えると素のJavaScriptは大変になる → それをラクにするのが React
  • JavaScriptはReactを使いながら少しずつ覚えればOK

次の第5回からは、いよいよ React です。「部品で作る」という新しい考え方を学びましょう。