すべての発表:12件

Reactリリース

React 19.3公開。View Transitionsが安定版に

View TransitionsとFragment Refsが安定版になりました。React DOMには、コンポーネントをサーバーサイドレンダリングの対象から外すbrowser()と、Trusted Types APIへの対応も追加されています。

関係する人:Reactでアプリを作っているすべての人。特に画面遷移のアニメーションを検討している人

開発・学習で押さえること

画面遷移のアニメーションを検討している方は、まず導入済みのReactとフレームワークの対応状況を確認しましょう。過去のCanary前提のサンプルを使うときも、対象バージョンを照合するのが出発点です。

出典:React公式ブログ ↗当サイト掲載:
TanStackエコシステム

TanStackとVercelが提携。StartのデプロイとAI連携が増える

VercelがTanStackのGoldパートナーになりました。TanStack Startで作ったフルスタックアプリをGit連携とプレビューURL付きでVercelへデプロイできるほか、TanStack AIからVercel AI Gatewayを使う@tanstack/ai-vercel-gatewayと、エージェントをVercelのmicroVMで動かす@tanstack/ai-sandbox-vercelの2つのアダプターが加わりました。

関係する人:TanStack Startを使っている人、デプロイ先を検討している人

開発・学習で押さえること

提携そのものはスポンサーシップの話で、既存のコードを変える必要はありません。実務で変わるのは「デプロイ先の選択肢が増えた」「TanStack AIから使える外部サービスが増えた」の2点です。ホスティングを選ぶときは、提携の有無ではなく、自分のアプリに必要な機能と料金で比べましょう。

出典:TanStack公式ブログ ↗当サイト掲載:
Next.jsセキュリティ

Next.jsに重大な脆弱性2件。16.3.3・15.5.24へ更新を

攻撃者が用意したAVIF画像を最適化する際に、sharpが使うlibheifの脆弱性により認証なしで任意のコードを実行されうる問題と、Windowsのファイルシステム上で動くサーバーでPages RouterとApp Routerを併用し、Cache Componentsを使っていない構成で任意のコードを実行されうる問題が公表されました。修正版は16.3.3と15.5.24です。

関係する人:Next.js 16.3系・15.5系でアプリを公開している人

開発・学習で押さえること

package.jsonの範囲指定ではなく、ロックファイルで実際に入っているnextのバージョンを確認して修正版へ更新します。修正版は上流の修正が行き渡るまでAVIFの最適化を無効にしています。Windowsで動かしている場合の問題には回避策がないとされています。AIに更新を頼むときも「next@16.3.3にする」のように具体的なバージョンを指定しましょう。

出典:Next.js公式ブログ ↗当サイト掲載:
TanStack開発ツール

TanStack AIがRC(リリース候補)に。24以上のLLMプロバイダーへ対応

AIアプリを作るためのフレームワークTanStack AIがリリース候補の段階に入りました。当初4つだったLLMプロバイダーは24以上に増え、SSE・WebSocket・HTTPストリームなどの通信方式、MCP対応、ツール呼び出し、構造化出力、会話の永続化(ブラウザを再読み込みしても続きを受け取れる)などを備えると説明されています。

関係する人:Reactで自分のAI機能付きアプリを作りたい人

開発・学習で押さえること

RCは「正式版の前に試してほしい」段階です。学習中のアプリに組み込むなら、正式版までにAPIが変わる可能性を前提にしましょう。このサイトの実習のように普段のAIチャットへ依頼して学ぶ段階では不要ですが、「AIを使う側」から「AIを組み込む側」へ進むときの選択肢になります。

出典:TanStack公式ブログ ↗当サイト掲載:
React Nativeリリース

React Native 0.87:Strict TypeScript APIが標準に

公開APIの型がソースコードから生成されるStrict TypeScript APIに切り替わり、react-nativeのルートから公開されるものに限定されました。Metroは0.87に更新され、ソースマップ生成が2倍速く、メモリ使用量は半分になっています。iOSではSwift Package Managerの実験的サポート、AndroidではAGP 9への対応が加わりました。

関係する人:React Nativeでモバイルアプリを作っている人

開発・学習で押さえること

破壊的変更を含むリリースです。Node.js 22.13.0以上が必須になり、Libraries/への深いimportやInteractionManagerなどが削除されました。useColorScheme()は"unspecified"を返さなくなっています。アップグレード後に出たエラーは、発表記事の変更一覧と照らし合わせて直すと原因を追いやすくなります。

出典:React Native公式ブログ ↗当サイト掲載:
TanStackリリース

TanStack Table V9公開。機能を明示登録する方式へ

内部構造が刷新され、テーブルの状態はTanStack Storeで管理されるようになりました。機能はツリーシェイク可能なプラグインとして明示的に登録する方式に変わり、移行が必要です。100万行・8列のページネーション時に保持するJavaScriptヒープが約2.71GBから約380MB(最大86%減)になったと報告されています。セル選択やセル結合などの機能も追加されました。

関係する人:Reactで一覧表・管理画面を作っていて、TanStack Tableを使っている人

開発・学習で押さえること

破壊的変更を含むメジャーリリースです。V8では既定で使えた機能を、V9では自分で登録する必要があります。AIに移行を頼むときは「TanStack Table V9の移行ガイドに沿って、使っている機能を明示的に登録する形に直して」と、バージョンと方針を具体的に伝えましょう。公式にフレームワーク別の移行ガイドがあります。

出典:TanStack公式ブログ ↗当サイト掲載:
Next.jsリリース

Next.js 16.3:開発時のメモリを最大90%削減、Instant Navigationsも

next devのメモリ使用量が最大90%減り、next buildでもディスクキャッシュが既定で有効になりました。App Routerのサーバーサイドレンダリングは負荷時に最大22%多くのリクエストを処理できると発表されています。オプトインのInstant Navigationsや、notFoundやredirectを妨げないcatchErrorによるエラー境界も追加されました。

関係する人:Next.jsを使っている人、AIコーディングエージェントと開発している人

開発・学習で押さえること

next devが、プロジェクトのNext.jsに合ったバージョンのドキュメントを指すAGENTS.mdを書き出すようになりました。AIエージェントが古いAPIを前提にしにくくする仕組みです。16.3へ上げる場合は、その後に公開されたセキュリティ修正版16.3.3以降を選びましょう。

出典:Next.js公式ブログ ↗当サイト掲載:
TypeScript開発ツール

TypeScript 7.0公開:Goへのネイティブ移植で型チェックが大幅に高速化

コンパイラをGoで書き直したネイティブ版で、フルビルドは8〜12倍速くなったと発表されています。strictが既定でtrueになり、typesの既定値は[]に変わりました。target: es5、baseUrl、moduleResolution: node(node10)などは廃止されています。

関係する人:TypeScriptでReactアプリを書いている人

開発・学習で押さえること

既定値の変更で、同じコードでも型エラーが増えたり、@typesの型が見つからなくなったりすることがあります。まずstrictとtypesの設定を確認しましょう。TypeScript 7.0はまだ安定したプログラムAPIを公開しておらず、TypeScriptを内部で使うツールの一部は6.0を使い続ける必要があると案内されています。型チェック以外のツールの対応状況も確かめてから上げると安全です。

Vite開発ツール

Vite 8.1:大規模アプリ向けのバンドル開発モードを実験提供

実験的なBundled Dev Modeでは、従来のアンバンドル方式に比べて起動が約15倍、フルリロードが約10倍速くなったと報告されています。WebAssemblyのESM統合、import.meta.globのcaseSensitiveオプション、ハッシュ変更の連鎖を抑える実験的なChunk Import Mapも加わりました。

関係する人:Viteで開発している人。特に開発サーバーの起動やリロードが遅い大規模アプリ

開発・学習で押さえること

目玉の高速化は実験的機能です。本番の構成に取り入れる前に、手元のプロジェクトで起動時間やリロード時間を測って比べましょう。Viteの仕組みを学ぶなら、「開発時はファイルを束ねずに配信する」という従来の方式との違いを知る良い材料になります。

出典:Vite公式ブログ ↗当サイト掲載:
React Routerリリース

React Router v8:react-router-domを廃止し、年1回のメジャー更新へ

安定性を重視したメジャーリリースです。react-router-domパッケージが削除され、react-routerとreact-router/domを使う形になりました。Node 22.22.0以上、React 19.2.7以上、Vite 7以上が必要で、ESMのみで配布されます。今後は年1回のメジャーリリースとし、React Router v6とRemix v2はサポート終了になりました。

関係する人:React Routerでルーティングを書いている人

開発・学習で押さえること

AIが生成するコードや古い解説記事は、react-router-domからimportしていることがよくあります。v8のプロジェクトでは「react-routerからimportする」と依頼に書き添えましょう。v7のfuture flagsを先に有効にしておくと移行しやすいと案内されています。なお、このサイトの参考書はv7のコードで解説しています。

出典:Remix公式ブログ ↗当サイト掲載:
Reactエコシステム

React Foundationが正式発足

Linux Foundationがホストする独立した財団が発足。React、React Native、JSXなどのプロジェクトはReact Foundationへ移りました。

関係する人:Reactの採用や将来性を判断する立場の人

開発・学習で押さえること

開発体制に関する発表です。この発表自体がアプリのコード変更を要求するものではありません。技術の採用判断と、運営組織の動向を分けて読みましょう。

出典:React公式ブログ ↗当サイト掲載:
React開発ツール

React Compiler 1.0:自動メモ化が安定版へ

React Compiler初の安定版が公開され、自動メモ化による最適化と段階的な導入方法が案内されました。

関係する人:Reactアプリの再レンダーやuseMemo・useCallbackの使い方に悩んでいる人

開発・学習で押さえること

既存のuseMemoやuseCallbackを一括削除する話ではありません。公式は既存のメモ化を維持するか、削除前に慎重にテストするよう案内しています。AIへ変更を依頼するときも、現在の設定と挙動を確認しましょう。

出典:React公式ブログ ↗当サイト掲載:

掲載している情報源

各プロジェクトの公式ブログの発表だけを扱い、記事を読んで要約しています。要約は発表に書かれた事実に限り、「開発・学習で押さえること」は当サイトの解説です。細かな仕様は必ず出典で確認してください。

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